「「奈津子!!!!」」 「なっちん!!」 波に足をとられたあたしはパニックになっちゃって 『…んっ…!!!!』 水中でもがくことしか出来なかった… 誰か… 助けて!!!! 苦しい もう息、が━… 『…ゆ……や…』 意識が遠退く瞬間あたしは 唇になにかが触れたのを覚えてる