ピピピ…ピピピ

目覚まし時計の音が部屋に広がる




『……ん』


眠たい体を起こす





『彼氏、彼女、か…』


━━━━……



「奈津子が好きなんだ━…」





ぎゅっ

『…たしも、翔くんが好き』



「本当…に?」




『うん…』



「それって告白の返事OKてこと…だよな?」





『うん━…』





━━━━━━……


あの言葉に嘘はない




事実あたしは翔くんにひかれていたんだもん






きっと…大丈夫