お家、着いちゃった ガチャン ドアを開けて降りる 『本当に本当にありがとう。翔くんのおかげで凄く楽しかったよ』 「おう。奈津子、手出して」 手…? 『なぁに?』 手を差し出す そっ 「これ、やるよ」 手のひらにおかれたのは小さな袋 『あたしに…?』 「他に誰がいるんだよ」 嬉しい… 『あり、がとう…嬉しいよぉ』 涙がこぼれそうになる 「泣くなって」 『泣いてないもん!!』 うそ 本当はこぼれそうな涙を耐えるので精一杯