まぁ女からしたら、それこそ有り得ないって大批判されそうだけど。 男だから、我慢にも限界ってのがある。 『…好きだ』 随分樺乃に無理させた後。 くったりとする樺乃の耳元で囁いた言葉は、多分本人には届いてない。 格好つかねぇからって隠してるけど、 人間の愛情にはどうしても支配欲やら独占欲なんてものがくっついてきて。 もちろん俺も例外じゃなくて、彼女――つまり樺乃に対してそういった感情が無いとは言えない。 とはいえ 我慢ばっかりしてたら、また樺乃に無理させんのは目に見えてるから