secret…xxx

『…なにって、言われても困る、し…怒った理由もわかんない…です』

『……』


口を尖らせて目を合わせず明らかに認めたくないって態度取りながら『でも悪いことしちゃったならごめんなさい』と、謝る樺乃は可愛い。





本当に


俺の隣にだけずっと居ればいいのに。




他の男の側になんか寄れないようになればいいのに。









もうずっと俺のことだけ考えてりゃいいのにー…







そんな風に思ったり、香汰にすら苛立つ俺は本当に重症だと自分でも思う。