ケンカ上等☆不良校上々↑↑




涙を拭って、真っ直ぐにこちらを見つめて。


「私は、あなたが羨ましかった。
こんなにも仲間に守られていて。
そして、その前向きな強さが、ただ羨ましかったのです」



美弥薇の思いがけないセリフに、あたしは瞬きを数回繰り返す。




「私は、独りになりたくなかったのですわ。
だから、不良グループトップという地位があれば、独りにならずに済むとばかり……」


俯きがちな美弥薇。

この人、もっと強いのかと思ったけど違うんだ。



「自己満足のために、傷つけてしまって、ごめんなさい」


やっぱり、年相応な弱さも持ってる。




「もう終わりにしましょう?
あなたに、トップの座は譲りますわ」


目の前で優しい笑みが零れてる。



こんなに優しい表情をできる人だったんだ。

って、少しだけ見とれてしまったのは内緒。




「高原さん、お願いがあるんだけど」


最後に1つだけ。



「あたしと、友達になってくれない?」