反射的に振り返ろうとすると、あたしを縛りつけていた人が無理矢理引き離されていく。
「太陽……」
小さく零れた言葉に、ニコッと笑って応えてくれた。
「オレは、みくるちゃんなら守りたいって言うと思ったんだけど〜‥違うの?」
あたしから引き剥がした人の相手をしながら問いかけられる。
ありがとう、太陽。
大事なもの、どこに置いてきちゃってたんだろうね。
今、また見つけられたよ。
「あたしは…、あたしは稲妻のリーダーなの!
みんなを守りたいって思うのは、当たり前でしょ」
自信も、勇気も、あたし全部忘れてた。
「もしリーダーとか関係なくたって、あたしはみんなを守る」
みんなは、あたしのことを守ってくれてる。
だから、あたしも守りたい。
それに、大切な仲間を傷つけたくない。
失いたくない。
「高原さん、あなただって同じなんじゃないの?」


