ケンカ上等☆不良校上々↑↑




仁に当たる。

そう確信した瞬間。


「う゛っ」


苦しそうに倒れ込んだのは襲いかかった相手のほう。


へ?なに?

今、仁は何もしてなかったのに。



「まったく、しっかりしてくださいよー、仁先輩」


不思議に思ってると仁の近く。

暗くて見えなかった位置に、その声の主が姿を現した。



「悪いアユ、周りのヤツ頼む。
それから柊は竜哉を運んでくれ」


指揮をとる仁の背後から、ひょっこり顔を覗かせるアキちゃん。

って、アキちゃんここにいたらマズくない!?



ちょっ、今すでに狙われてる感じなんですけど!



「アキちゃん、うしろ!」

「は?うしろ?」


慌てて教えたのに、ずいぶんのんきにこっちを振り向く。

や.ヤバいって。



危ない、が口から出る寸前。