ケンカ上等☆不良校上々↑↑




片方の指輪をじっと見つめる。



そんなっ、まだ心の準備できてないのに。

この指輪が翼のだったら、その時どうすればいいの?




「この大きさじゃ、おまえの指に合ってねぇじゃん」



怪訝そうな顔でガン見継続中の、その標的は………



あれ?

こっちって、


「あはは、友達からもらったから」



“あやね”じゃないほうのだ。

そう、仁から渡されたヤツ。


デザインが似たり寄ったりで、わからなくなってくる。




「友達?」

「そ.そうそう、友達。
いらないからあげる、って言われたの」



翼に嘘なんかつきたくないけど。

あの約束の時効、きっとまだ過ぎ去ってないよね。




『念のため忠告しておく。
おまえ、他のヤツらに俺のことは話すな。
話がややこしくなる』



もし話したら、あたしは生きられないかもしれない。