ケンカ上等☆不良校上々↑↑




部屋に1人入れられて、残されて。

芽咲の思考回路は、全然わからないけど。



さっきの重苦しい空気を解決したかったのか。

それとも何か企んでいるのか。



可能性として有り得るのは、あまりいいことではないような気がする。



とりあえず、いい加減なのには変わりない。





部屋を見渡してから、みつけたベットに思いっきりダイブした。


ふかふかしてるけど、勢い余ってちょっと痛い。




なんでお泊まり会なのに、1人部屋?

なんて疑問が浮かんできたけど、今はそっちのほうが気持ちの整理もつけられるか。


そう納得して、目を閉じてみたりした。





視界が真っ暗だと寂しいや。

気持ちは混乱してたはずなのに…………。





それで真っ先に思いついたのが、芽咲の部屋に行こうって考え。


きっと、芽咲ならあたしをこの部屋に連れてきた後、自分の部屋に戻ってると思う。



他のみんなは、どの部屋にいるか部屋数が多くてわからないし。




今は、単純に1人になりたくなくて。





ベットから一目散に扉の前へ向かって。

部屋の電気を消してから、静かな廊下へと足を踏み入れた。