ケンカ上等☆不良校上々↑↑




少し言い換えれば、ドキドキ感。



まったく、あたしの想い、いつ伝わるんだろ。









「窓開けてくんね?」


ベットの上にあぐらをかいて、窓を指差す。



「あー、はいはい」




小さく音を立てて、窓の鍵は解かれた。



徐々に生まれる室内と外を繋ぐ隙間。


優しくて、でも冷たい。

感じる風は、どこか切ない。





「もう、秋だね」





お店には、そろそろハロウィングッズが出回る頃かな?




「っ、‥つば、さ」



感傷に浸っていると、太陽の小さくなっていく声がした。




振り返れば、翼が太陽の胸ぐらを掴んで、壁に押しつけてる。


「つばさっ、ダメ」


慌てて止めに入ろうとしたけど、見事にそれは阻止された。