ケンカ上等☆不良校上々↑↑




腕を引いて、助けてくれようとしたんだね。


ありがと。






「とりあえず、ここ危ないから昇降口のほう行こ〜?」

「うん…」




でも、これは尋常じゃないよ。


当たりどころが悪かった?


痛い。




片手で頭を抑えて、もう一方は太陽に握られた。


冷たい手だった。






「なっ!、
みくるちゃん大丈夫じゃないっしょ」

「だいじょーぶー‥」

「瞳が潤んでるよ?」

「気のせいだってー‥」



何度も大丈夫とだけ答える。


他に、何を言えばいいのかわかんないんだもん。





「保健室!
保健室行って氷もらおう」


思いついたように言って、保健室へ足を運んだ。