「この前の事件は凄かったですね♪」
赤羽は何故か一段とテンションMAXだ。

「お前テンション高いな…」

「そりゃそうですよ！大好きな初音未來のコンサートですよ！？」

「知らねぇし…」
ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ…
夫婦が慌てた様子で訪ねてきた。
「娘を…真菜を助けてくれ！」
夫はそういった。
「どうしました？」
「真菜が…真菜がきえちまったんだよ！」
「昨日遊んでから行方不明で…」
慌てて息の荒い夫と泣きじゃくる嫁。
そんな夫婦に宮坂はいった。
「必ず、真菜ちゃんを見付出しますよ。」
「ありがとうございます…」
嬉しそうな夫婦の前に不機嫌そうな赤羽。
「どうしたんだ？赤羽。」
「どうしたじゃないですよ！初音未來のコンサート！行けないじゃないですか！」
宮坂はやっぱりそれか、とゆう顔をして、
「探偵が本業なんだから、我慢しろ。」
赤羽は納得していなかったが、従った。
「それじゃあ捜査に行きますよ。」
二人は捜査に向かった。