そしてついに怪我を負った。 肋骨を一本骨折。 あとはアザ。 たかちゃんはキレると、気が済むまで治まらない。 気が済むまで暴れる。 そして怪我したことに対し、謝りもしなかった。 私のこと、どうでもいいんだね。 気が済まない私はたかちゃんを責めた。 「謝るくらいしてよ!」 って。 でもたかちゃんは謝らなかった。 この間のお金の話の時も、たかちゃんは無言で。 私は泣くことが増えた。 彼女の存在に脅え、たかちゃんを突き放すことができずにお金を出し続けて。 これじゃあ健太の時と一緒。