「鈴は気付いてくれた。ありがとう。」 だから君を大切にする。 「ねぇ」 鈴が小さな声で言った。 「1人にしないで。」 「うん。」 俺はもう一度強く鈴を抱き締めた。 「大丈夫。1人になんてしないよ。」 _