「隼人?電話終わったの?てか鈴って誰ー?隼人ー!」 彼は今、走って行った彼女を追いかけようか迷っていた。 追いかければ、きっと彼女の私情に首を突っ込むことになるだろう。 でも…… 「ごめん。俺帰るわ。」 「えー!!なんでぇ!?」 「バイバイ。また明日。」 今、彼女を1人にしてはいけないような気がした。 _