「ど、どうしたんですか?」
冷静さを装うとしたけど全然隠し切れてなかった。
「ん、えっとね。」
そういって先輩は右手を差し出す。
えっ―――…。
私はそれを受け取りながら言った。
「い、良いんですか?」
すると先輩はまたにこりと微笑んで無言で「いいよ」と言った。
「だって、食べたかったんでしょ?クリームパン。」
先輩は私の手の中にあるクリームパンを指さしながら言った。
「はいっ」
私は何だか妙に感動してクリームパンをぎゅ、と抱きしめた。
「何で、、、、」
何で先輩は私がクリームパン食べたかったって分かったの?
「あぁ…、」
