え? 何時からいたの…? 私はゆっくりと視線をずらしてその姿をとらえた。 そこに居たのは男子生徒だった。 ちょっと遠くに居るから顔はよく見えないけど。 どうやら相手の方は私に気づいているみたいでなんとなく目があった気がする。