「どうして駄目なのかしら?」 少女は、頬を膨らませた。 「勝手に人の名前を変えないで下さい」 青年、スアレスは ニッコリと黒い笑みを浮かべた。 「愛称なのに……」 少女は、そう言ってふてくされた。 「…………はぁ…っ」 スアレスは、 額を抑え深い溜め息をついた。 「スワローズは、溜め息ばかりだわ」 少女は、クスクスと笑った。 誰のせいだと思っているんだか…… スアレスは、再び額を抑えた。