「出て行くきっかけを造ったのは、貴方なのに…」 デカルトは、 そう言って意地悪く笑った。 ………う゛、 キルトのボタンをとめる手が止まる。 そうだ、 俺にはソフィを 追い掛ける資格なんてない。 だけど──… 「……それでも、大切なんだ」 キルトは、哀しそうに頬を赤らめた。