「誰が、あなたと行くって言ったのよ。そんなのごめんだわ」
ソフィは、はんっと睨みつけた。
キルトは、きょとんとして
ソフィを見つめてから
「なら、ライアンがいれば問題ないな」
と言ってライアンに近付いた。
「………なっ!?」
とソフィは、固まる。
「デカルト、しばらく城を任せてもいいか?」
「はい、分かりました」
とデカルトは、にっこりと笑う。
「ただ…、トラキアには黙っていたほうがいいですね、ついて行きそうな気が..」
「それは困る…」
とキルトは、げんなりとして言った。
ソフィの目の前で
どんどんと旅のことが決まってゆく。

