「キルト様とソフィ様、お二人で連れ戻してきてください」
デカルトは、にっこりとして言った。
「「……は?」」
と2人は、声を合わせる。
「いいですか?よく考えて下さいね…、」
とデカルトは、慎重に話し出す。
「ジェオルド様は、誰かの言うことを聞くような方ではありません..しかし、次期国王であるキルト様のおっしゃることでしたら少しはまだ望みがあるかもしれません」
2人は、うーんと考える。
……たしかに、言われてみれば
そうかもしれないわ。
あの方は誰かに指図を
受けたりしなさそうだもの…
だけど──…
「どうして私なのかしら?」
ソフィは、つんっと
デカルトを睨む。

