───…火花が踊る 業火に包まれた家の中──… 見えない瞳でリリスは、 手探りで、懸命に探す。 そのうちに聞こえてきた、 楽しそうに笑う少女の声。 パチパチと火花も笑う。 リリスは、少女の名と ダネスの名を、呼んだ───… その声に気付いたイノセントは、 リリスの元へ駆け寄って 嬉しそうにその手を引く。 そして、頑丈な鉄球に繋がれた ダネスのもとへ辿り着いた。 「……リリス。お前…どうして?」 ダネスは、思わず目を見張る。