-月の果てreplay story-



"あの人の元へ返して"と


しくしく泣きながら言うのだ。


耳を疑った。



せっかく助けたのに…

あの男の手から──…



手に入れたのに…



私は、捕まえたんだ。


歌を唄う、小鳥を──…


私の鳥籠の中に。



私を、私だけを

その瞳に写そうとしないなら…


その瞳など…イラナイ───…



無意味な存在だ───…



私は、彼女の光を奪った。