だから、私は思ったのだ。 ───…影が、陽を裏切れば──…? と……。 元々、私と兄上は あまり言葉を交わしたことなどなかった。 生まれたときから決まっていたのだ。 陽と影の関係は──… それは、宿命。 逃げられない、運命───… そんなことばかりを 考えていたときだった。 私と同じ宿命。 影の運命を持つ子が産まれたのは──… その子は、陽の子と同じ金髪だった。 すやすやと眠る姿は、 とても愛らしくて──… ただひとつ、違ったのは 双方で違う瞳の色──…