そのうちこの国に世継ぎが産まれる。 金髪の蒼い瞳──… 2人の幸せをそのまま その体に宿したような子だった──… 国は、栄えてゆく その影では、衰えていった。 兄上は、陽の国を──… 弟君は、影の国を──… 国王と女王の子は、2人と決まっている。 この国は、そうして バランスを保ってきた。 だから、反乱はもう起こらないのだ と先代の国王達は高をくくって 玉座にふんぞり返っていた。 醜いクーデターを 影にすべてを押し付けて──… 輝いていた。