-月の果てreplay story-



私がいなければ、

"ソフィ"は死ななかった。


あの子はまだ

太陽のように微笑んでいた──…


私が"ソフィ"のヒカリを奪ったの。

だから、返さなきゃ。




「───…さよならよ、キルト」



今度こそ、本当の───…



ソフィは、震える指で

ゆっくりと力を加えていく。



「……やっ、やめろ!ソフィ…っ!!」


キルトは、柵にしがみつき

懸命に届かない手を伸ばす。


スワローズを抱き締める

左手は汗ばんでいた。



「キルト、最後のお願いよ」

「最後とか言うなっ!!」




さよなら───…




ソフィは、瞳を

思いっきり瞑った。



「私をスワローズと一緒に埋めて頂戴──…」


───…ガチャ…ン…ッ