「……知ってるよ」 キルトは哀しそうに 自分に向けられた 大きくぶれる銃口を見つめた。 「…なら、どうして……?」 ソフィの声が震える。 「君の傍にこれからもいさせて欲しいから。君の不安を俺も知りたいよ…」 ───…私の、不安… 「……駄目よ、駄目。そんなの──…」 と歪む視界に ソフィは眉をしかめる。 ………だって、そんなの "ソフィ"が不憫じゃない──… これ以上は、駄目よ。 私はまた誰かを傷つける──… 私は───… ───…カチャッ