「どうして!?……スワローズ、どうしてこんな馬鹿なことを…!」
ソフィは、半狂乱して
スワローズの肩を揺する。
「……よく、聞いてください」
スワローズは、ソフィの手を優しく
握り締めて制止する。
その間にも赤黒い血は滴る。
「一度しか言いませ──…がはっ」
とスワローズは息苦しそうに
血を吐き出す。
それは、ソフィにも掛かってしまった。
ソフィの身体はカタカタと
震えだして動かなくなる。
「───…ゼェ、ゼイ…。もうしわけ…ありませんが、私はも…ここまでです。二度も…うたれ…なんて…」
とスワローズは、苦笑いを浮かべる。

