「私じゃ、ないんでしょう?昔、"ソフィ"と会っていたんでしょう……?」
「……!」
キルトは、激しく動揺した。
「ダネスが、教えてくれたわ」
「……それ、は…」
キルトの瞳が曇る。
ソフィは、諦めたようにふっと笑った。
「……やっぱりね、どうして私だったのか..ようやく分かったわ」
「……?どういうことだ」
キルトは、眉をしかめる。
「ごめんなさい、鎌を掛けてみたの。キルトがどうして私を選んだのか..最期にどうしても、知りたくて..」
とソフィは、瞳を伏せてから
「間違えたんでしょう?"ソフィ"と私を」
と自嘲した笑みを浮かべた。

