「……な、に?」 キルトの瞳は、揺るぐ。 やっぱり、キルトでも 死ぬのは怖いのかしら? 人は簡単に殺せるくせに──… 「あなたを、殺す──…」 ───…カチャッ ゆっくりと滑らかな曲線に指をかける。 それは、残酷な瞳だった。 「ソフィ…、どうして?」 キルトの瞳は金魚の尾のように ユラユラと揺れている。 ソフィは、答えようとしない。 「ソフ───…」 「違う……っ!!」