-月の果てreplay story-



「〜…っ!私、努力したわ!"ソフィ"だけじゃなくて私も…、愛して欲しかった…!だから、私…"ソフィ"よりもたくさん勉強したわ..言葉づかいだってそうよ!ピアノだって"ソフィ"より早く弾けるようになったわ。語学力だってつけた、礼儀作法だって…」

そこまで言ってソフィの言葉はつまる。



「………ガォ」


ライアンは、不安そうに

牢屋を見ようとしないソフィを見つめた。



「キルト…、私を愛してる?」


その唐突な質問は、

湿り気を帯びた牢全体に響く。



しん…と静まり返る空気。



キルトは、真剣な瞳で

ソフィの消えていきそうな姿を


捕らえていた。