同じ容姿の少女は、
それを寂しげに
暗い室内から窓越しに見ていた──…
「姿も声も地位も同じはずなのに、私と"ソフィ"の存在はまるで違ったわ。あの子は"太陽"で私は"月"……。空を照らすのは同じ事なのに..、"太陽"は恵みを与えて"月"は人に恐怖を与えるの。暗闇という恐怖を──…」
「"月"には…私には、僅かな"ヒカリ"しかないのよ──…」
……どんなに、努力したって
どんなに輝こうとしたって
誰も認めてなんかくれない。
"太陽(ソフィ)"から
もらった"ヒカリ"がないと
"月(私)"は、
輝くことさえ出来ない──…
だから、私は──…

