キルトは、むっとして
顔を背けた。
「死なせたくないらしい」
ジェオルドは、くすっと笑った。
キルトは、
きっとジェオルドを睨みつける。
………死なせたく、ない?
「君を助けに行くつもりだったんだよ」
──…私を、助けに?
キルトは、恥ずかしそうに俯いている。
そんなキルトを見つめながら
ソフィは、ふっとほくそ笑んだ。
バカみたい……、
私に狙われていることにも
気がつかないで..
……まぁ、ちょうどいいわ。
殺すには都合がいいから───…
ジェオルドは、ほくそ笑んだソフィを
横から観察するように見ていた。

