───…カリカリ ドアを引っ掻く音が。 …………? デカルトがドアを開けてやると 中から紙をくわえたライアンが現れた。 「ライアン!」 ソフィは、キラキラと表情を輝かせて ライアンと目線を合わせた。 「……あら?」 とライアンが くわえている紙に注目するソフィ。 「これは、何かしら?」 ソフィがじっと紙を見つめていると スッとライアンが 紙をソフィに差し出した。 ……え、何かしら? これは もしかして…… もしかしなくても──… 「キルトから!?」 パァッとソフィの表情が緩む。