「兄弟で牢屋に入ってるなんてありえないわよ、馬鹿……」 ソフィは、視線を下に落として笑う。 ソフィは、まともに キルトの瞳を見ることが出来なかった。 ………わたし、違うわ。 "ソフィ"じゃないもの、キルト。 知っているくせに、 私をその名前で呼ぶなんて どうかしているんじゃないのかしら? 本当に、馬鹿よ。 もう、私… あなたを見ることさえ出来ないもの。 キルトの傍にいた ライアンが目を覚まして ソフィを真っ直ぐに見つめていた。