「──…そのかわり、本当の事を言うんだ。嘘はついちゃいけない…、いいね?」
と男は、妖艶に笑う。
「ええ、分かったわ!!」
ソフィは、興奮気味に意気揚々と答えた。
男は、その答えを聞いてから
すっとポケットから
古びた紙を取り出した。
「これは、なにかしら?」
ソフィは、首を傾げる。
その紙を広げていくと見えたのは、
"ソフィ姫"の絵だった。
「……ソフィ?」
と思わず呟くソフィ。
「コイツが、憎いか?」
とその突然の問いにソフィは、
とんでもないというように
ブンブンと首を振ってから
「"ソフィ"のことは大好きよ」
とそう言った。

