デカルトは、キルトの姿を 薄目で見つめると 「ライアン、貴方から離れませんね」 とクスクスと可笑しそうに笑った。 キルトは、気づいたように あぁと言ってから ライアンに視線を落とした。 「そうだな」 とキルトの瞳は優しくなる。 「そういえば、ソフィ様からも離れようとしませんよね」 そう言ってデカルトは、 企みを含んだ笑みを浮かべた。 キルトの眉はピクリと動く …………ソフィ、 と影を落としたキルトを見て デカルトは、可笑しそうに笑った。