──…トントン そのとき、2人を引き裂く音が鳴った。 ソフィは、 少しスワローズと距離を置いて 涙を拭いてから「どうぞ」と言った。 ──…ガチャッ とドアが開いて現れたのは、 「私の愛しい子は眠ってしまったかな?」 父の顔をしたダネスだった─…。 「ええ、眠ったわ」 とソフィは、イノセントの安らかな寝顔に視線を落としながら言った。 「……そうか」 とダネスは、イノセントに近寄り 優しい微笑を浮かべながら 温かい手でふわりと イノセントの頬を撫でた。