「ありがとう、スワローズ」 ソフィは、ホロホロと涙をこぼしながら スワローズに抱き付いた。 ───…残酷な事しか、 出来ないの──…? 私も誰かを救いたいのに.. 誰かをこうして 優しく包んであげたいのに──… どうして私を選んだの、 どうして私だったの? 教えて、キルト──… 私には、可哀想な少女のマッチを 買ってあげることさえ出来ないわ──…