──…決戦の日は、 もうじきに迫ってる。 私の力なんて到底及ばない怒りが 国民を奮い立たせている。 ───…私は、あの男には逆らえない。 どうすれば、いいのかしら? 怒りの炎は、既に静まらない──… きっと、私にはどうする事も出来ない。 だから、真実を闇に隠すの。 黒いドレスに身を包んで、いつも通りに。 大丈夫よ、偽ってみせるから。 精一杯に、貴方を… キルト───…