──…友達、 「そっか……」 トラキアは、少しだけ安堵して 頬を緩めた。 「ブルーデイジー」 「……は?」 「……って、知ってる?」 ミルーラの突然の問いに トラキアは戸惑った。 ……なんだ?急に.. 「……知らない」 トラキアは、ムスッとして言った。 「──…そう」 とミルーラは寂しそうに呟いてから 「蒼くて小さくて可愛い花なんだよ」 と無邪気に笑ってみせた。