「姫様」 スワローズは、すっとソフィの手を優しく自分の手のひらで包み込んだ。 「私が護ります、何があっても最期までお供します。だから、私を信じていて下さい」 スワローズは、そう言って真剣な眼差しでソフィを見つめた。 「……何よ、急に..」 「姫様..、忘れないで下さい」 スワローズは、 そう言って儚げに微笑むだけだった。 「……えぇ、」 ソフィは、こくりと頷いた。 そして、 「あなたは、私の真名を知る者だもの」 と無表情に呟いた。