「"子供じゃない"って..」 ミルーラは、 そう言って遠くの方を見つめた。 ────…その、表情が すごく遠く感じて──… 「誰に言ったの?」 とトラキアは、少しだけ声を荒げて ミルーラを真っ直ぐに見た。 この場所から、俺から 離れていってしまいそうで──… ミルーラは、少しだけ驚いて 「友達」 とだけ言った。 怖かった。