───…決戦の儀が近付いてくる。 もう、止まらないところまで やって来た。 押し寄せてくる感情は、 何という名前なのだろうか。 それは、もう 私にさえも分からない───… 民の怒りは、収まらない。 気付かなかった兄上が悪い。 いや、それとも 気付かない振りをしていたのか.. ───…もうじき夜が明ける、 この腐ってしまった王国に 革命を起こそう───…