───…民達、 「ええ、分かっているわ」 ソフィは、瞼を閉じてそう言った。 フランクは、それを横目で見ていた。 「──…さぁ、おいで」 と優しく微笑むダネスは、 まるで人を諭す司教のようだった─… ソフィは、重い足を 出口の方へと動かせた。 ───…今日は、 反乱軍との顔合わせの日。 ソフィは、ダネスの後に続き フランクにエスコートされながら 粗末な建物へと足を向ける。 いまか、いまかと待っていた民達は 現れたダネス一行に声をあげた──…