「だから、キルト様が王と話すと言った時私もついて行きますと言ったのに…」
デカルトが
額を抑えて深い溜め息を吐いた。
「一番、最悪の状況だな」
トラキアは、
馬鹿にしたように鼻で笑った。
「………うるさい」
キルトは、さらにムスッとして言った。
「ソフィ助けるのに、そんなとこにいていいのか?」
トラキアは、小馬鹿にしたように笑った。
「いいわけないだろう」
とキルトは、どす黒い声で言った。
「だよな…、まぁ..丁度良かった。ここの牢屋には誰もいないからな。……大切な話があるんだ」
トラキアは、真剣な瞳で言った。

