「………あれー?」 トラキアは、 ポリポリと藍色の髪を掻いた。 そして、 ぐるりと誰も居ない室内を見渡した。 「……っかしいなー..」 トラキアは、 目を凝らして室内を眺めた。 「ここにもいない……か」 トラキアは、 参ったなぁと溜め息をついた。 その室内に潜むのは、 息を潜めるダネスと 意識を手放してしまったキルト──…