「────…っ!!」 ────…ズキンッ 激しい頭痛がキルトを襲う。 「その薬は、強い毒薬だからね」 男は、可笑しそうに笑うと 「ゲームオーバー」 と短剣を取り出した。 「さすがのキルト様でも、この薬をかがされてはなすすべもあるまい」 男は、満足そうに青白く月に照らされた短剣を舐めあげると それを大きく振りかざした。 「……くっ、ダネス」 キルトはその男の顔を鋭く睨み付けた。