ジェオルドは、そんなイノに
たじろぐどころか
「イノってば…」
と愛おしそうにクスッと笑うと
「可愛い顔が台無しだよ?」
と近づいてイノの髪を撫でた。
その時、
────…プッチーン..
何かが凄い勢いで切れる音がした。
そして、イノは凄まじく早いパンチを
穏やかな笑顔のジェオルドの腹に
お見舞いした。
───…ドゴォォオォオ…ッ!!
「……るっさいわっ!この軟弱男!!」
イノは、床に這いつくばって苦しむジェオルドを見下ろして凄まじい剣幕で言った。
………すごい、夫婦だわ。
ソフィとスワローズは、その光景を唖然と眺めていた。

